トイレ
昔・・・どこかで見たのだけど・・・
「トイレはものすごくえらい」
もちろん、トイレの神様説とか、掃除して運気アップとか、そういう話はポピュラー。
私の心を動かしたのは・・・
「トイレは、人から出る様々排泄物を、文句ひとつ、愚痴ひとつ言うことなく受け入れてくれる上に、八つ当たりも意地悪もしない」
この言葉だった。
確かにそうだ。
息子に仕事の愚痴を何日かこぼし続けた時、
「母ちゃん、その愚痴、もう聞けない・・・」とお断りされた。
ものすごく落ち込んで元カレに連絡したけど「ごめん、忙しい」と言われた。
でも、トイレはそんなこと言わない。
もちろん人じゃないから、言葉も感情も持っていないけど、何の区別も差別もなく排泄物を受け入れてくれている。
しかも年中無休。
無いなんて考えられない。
シンプルにすごいと思い、尊敬の念を抱いた。
その日から、なぜかトイレに入ると「お願いします」といい、終えると「ありがとうございました」と自然に言える自分がいた。
笑うかもしれないが、私の中では大事なことになった。
でもそうなればトイレだけでなく、家中の排水口も同じ。
彼らもトイレと同じく大事な役目を果たしてくれていることは言うまでもない。
今頃しみじみそんなことを思うなんて遅いのかもしれないが・・・
しみじみ考えられてよかった。
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