彼に会っていると、涙が出てくる。

悲しいわけではない。

何だかホッとするというか・・・

張り詰めていた何かがきれて、ココロが緩むのか・・・

涙が出る。

そんな私を見て、彼は「〇〇〇は純粋だからな…」って言う。

私は決して純粋ではないと思うけど・・・

長く生きているが、彼の他にそんな事言ってくれた人はいない。

嘘でもちょっと嬉しくなって、喜んでしまう。

何があったか細かく話さなくてもいいのだ。

一緒にいてくれるだけで傷が癒えるから。

別れて、もう三年以上経つのに、私たちはお互いのとても小さな拠り所という関係が続いている。

ダメだと分かっているけど、お互いがお互いの頭の片隅の住人になってしまっているのかもしれない。

私だけがそう思っているのかもしれない・・・

それでもいいと思える時もあるし、それが悲しみの種になってしまうこともある。

でも、仕方ない。

だって・・・にんげんだもの(^_^;)

☆。.:＊・゜