息子には、小さい時から

「この世は理不尽でできている」

・・・と教えてきた。

その理不尽をくらって、愚痴る私に、

「母ちゃん、それが世の中なんだよ！」

「母ちゃんがボクに教えたんじゃん！」

「おまけにその理不尽が、正論だったら、もう太刀打ちできないよね」

「そんなにへこむな～」

と言われてしまった。

こんな教えがよかったのか悪かったのか・・・

でも、確かに息子は強い。

そして、我が子ながら、光と影を見ることができるような気がする。

人の長所を見つけられる目も育った。

自分が悪くないと思ったら、謝ってその場をやり過ごそうということをしないから、先生たちとぶつかることも多かった。

息子にそんな教育をした私は、気は強いがホントは弱く、すぐに謝ってしまうが、裏では悔しかったり、腹が立ったりしてすぐに泣いたりする。

息子よ。

こんな母ちゃんを教材にしながら社会勉強して、強いながらも、しなやかな大人になってくれ。

そんなことを思う朝です。

☆。.:＊・゜