天使からのびっくり大作戦2
アイツとの間に潮時がきて、海底生活を決めた私に
「天使からのびっくり大作戦~2~」が舞い降りてきた。
昨日は、仕事でココロが折れそうになり、なんとなくモヤモヤしたまま家にも帰りたくなく・・・
いつもの海に行った。
四葉のクローバーなんか探してみたくなるほどの病みぶりだったのかもしれない。
車の中で、毛布をかぶり、ちょっと寝てやろうとしていた時、携帯が光った。
な、なんと!!!
アイツからの着信!!!
びっくりしながら出てみる。
なんか、低いトーンの「泣いてんのか?!」と思わされるような声で
「今日、仕事だった?」ときた。
「どーした? なんかあったの?」
・・・そんなやり取りをして、結局逢うことになった。
アイツは、見るからにすごく疲れていて、仕事が忙しく、ちょっとした壁が現れ、夜も寝つきが悪い事なんかをぽつぽつと話している。
「なんか・・・○○○の顔を見てから帰りたくなって電話した」
・・・と言っていた。
「すごく眠い」と言って少し寝てから帰るというので、私は自分の車に戻ってスマホで遊んだ。
「先に帰っていいから」と言われたけど、疲れ切ったアイツがかわいそうに思え、目が覚めた時に誰もいないのも寂しいんじゃないか・・・
・・・というより、隣の車でもそばにいてあげたくなってしまった。
「アタシ、何やってんだろう」
もちろんそう思ったけど。
起きたアイツは私に気づいて、「何してんの?」と電話してくる。(そりゃそーよね(^_^;))
いつものゲームにログインできなくなって、ライフも送れなくなってしまったらしい。
そんなこと知る由もない私は、勝手に妄想を地球ほど大きく膨らませ、海底生活に入ろうとしていた。
色んな現実に向き合わされて、引き際を準備しようとしていた。
前にも、突然電話が来たりすることがあって、
その出来事に「天使からのびっくり大作戦」と名前をつけた。
今回は…「天使からのびっくり大作戦~2~」
やっぱり・・・天使さんたちはそばにいてくれるんだなと思う。
一番のプレゼントは・・・疲労困憊している時に、私に会いたいと思ってくれたこと。
一番の反省は・・・疲れてるアイツを、もっと早く家に帰して、ぐっすり眠らせないといけなかったのに・・・できなかったこと。
会わなきゃよかったって思ってないかな・・・(/_;)
ごめんね・・・アイツ
また会うことがあるかな・・・ないかな・・・
天使さま・・・潮時をもう少し延ばしてみてもいいですか?
いつか・・・ちゃんとアイツを見送れる日が来るはずなので・・・
それまで、こんな私ですけど・・・光の方へお導きください。
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